業務研修会世話人会のご紹介

 法律事務職員業務研修世話人会は、法律事務所の事務職員が集まって、自主的な研修会を行う中で1985年に作られた事務職員研修のための非営利の任意団体です。


 結成当時は、東京では弁護士会も年数回程度の事務職員研修を実施するだけで、現在のように 系統的な事務職員研修を行っておりませんでした。私たちの実施する業務研修会は、法律事務職員にとって貴重な研修の機会でした。
 新人向けの講座から専門的な内容の講座まで、年間10回前後の自主的な研修会を毎年実施しつつ、東京の三弁護士会 に事務職員研修の実施と充実を要請し、また弁護士会の研修会で講師を務める等の活動を行う中で、1995年度から東京弁護士会の 事務職員研修を企画する部会にオブザーバーとして参加することになりました。以来今日まで、東京弁護士会主催の事務職員研修の企画・ 運営に参加し、全国的にも評価の高い同会の事務職員研修の充実に寄与してきています。
 また、2008年10月から実施されたている日本弁護士連合会法律事務職員能力認定制度に基づく研修会やライブ研修などでも、当会のメンバーが何度も事務職員講師を務めるなど協力してきています。


 2013年には、日弁連能力認定試験合格者と弁護士の有志により、全国的な合格者団体として「一般社団法人日本弁護士補助職協会」が設立されましたが、同協会には支部がないため、東京における同協会の登録合格者団体としての認証を受けて、法律事務職員向けの研修会を共催したり、東京三会主催のDVD研修の実施に協力するなど、様々な形で一緒に活動しています。


 今後も弁護士会の実施する研修会をより充実したものとするよう働きかけ、協力して行くとともに、日中の研修会に参加できない事務職員の皆さんのために、夜間の自主的な研修会にも引き続き力を入れて行く予定です。